噛み合わせの悪くなる最大要因
食べ物を噛み、からだに取り入れることは、本来の健康と生命力を引き出します。
その噛む行為をいちばんに支えているのは、ほかならぬ「歯」の存在です。
咀嚼は上下の歯をたがいに接触させて、食べ物を切り刻んだり、臼のようにすりあわせて食物をつぶします。このように噛み合わせる行為を「岐合」といいます。
口を開けて、下あごを揺らしてみてください。
左右、前後と自由自在に動かすことができるはずです。
そう、あごの関節はただ接しているだけで、それを取り巻いて一定位置に固定しているのは筋肉や神経なのです。
もし、歯がなかったら、あごを動かす一連の動作はとても不安定になるはずです。
あごは上の歯と下の歯がカチンと当たって、凹凸が噛み合うことによって、定位置を得て、安定した動きをすることができるのです。
そして、あごの神経や舌の筋肉、歯の感覚は、その位置を記憶しています。
しかし、あごはもともと自由な動きをする関節ですから、ちょっとした障害で校合に影響をおよぼすことがあります。
たとえば、歯並び。
きれいに列をなして生えてくるはずの歯がガタガタだと、歯がうまく噛み合わなくなることがあります。
そうすると、自然と下あごは安定する位置を求めて、前へずれたり、左右へずらしたりして岐合させます。
そして、虫歯。
虫歯があると、歯をしっかりと噛みしめることができなくなります。
このため、無意識のうちにずらして噛んだり、片側だけで噛む習慣がついてしまいます。
虫歯治療で被せた冠や詰め物が合わず、岐合が狂ってくることも少なくありません。
当然、歯周病も噛み合わせを悪くする大きな原因です。
歯周病は歯の土台をむしばむ病気ですから、噛む力によって歯が傾斜していきます。
咬合が悪くなる決定的な要因は、歯を失うことです。
歯は隣の歯と噛み合っている上下の歯がたがいを支えあうことによって、本来の位置を保っています。
そのうちの1本がなくなると、かならずほかの歯にも影響がおよびます。
28本のうち1本ならば、たいしたことはないようにも思えますが、抜けた状態を放置すれば、連鎖的に2本、3本と歯を失うことにつながります。
歯はたがいに支えあっているので、欠損が生じると左右の歯が傾きはじめるためです。
結果、岐合が狂い、歯の土台がゆるんできます。
歯に欠損が生じたら、早急に入れ歯やインプラントで補っておかなければなりません。
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップカテゴリー:噛み合わせ
トラックバック(0)
http://blog.shigoto-shikaku.com/mt/mt-tb.cgi/5573


