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歯磨きグッズは必要か?
近頃は、歯ブラシ以外に歯磨き剤、マウスウォッシュ、フロスや歯間ブラシ、電動歯ブラシ等々のアイテムが登場しています。
これらは、絶対に不可欠なものではなく、歯磨きの基本は歯ブラシです。
歯ブラシがきちんとできていれば、自分でとれる範囲の汚れは落とせます。
使ったほうが磨きやすい、気持ちがいいということなら、取り入れていくとよいでしょう。
歯磨き剤 − なくても汚れは落ちる
歯磨き剤は、基本的に使わなくても歯の汚れは落とせます。
ただし、タバコを吸う、お茶をよく飲むという人は、歯にヤニや茶渋が付着しやすいので、ときどき研磨剤入りの歯磨き剤を使うとよいでしょう。
虫歯になりやすい人は、エナメル質を強化するフッ素入りの歯磨き剤やフッ素コートジェルも適しています。
ただし、プラークの上から塗りつけたのではもちろん効果はありません。
やはり、歯ブラシできちんと汚れを落とすことが基本です。
合成界面活性剤の入った歯磨き剤はよく泡立つため、軽くブラッシングしただけできれいになったと錯覚して、磨き残しをつくりやすいこともあります。
歯磨き剤を使うときは歯ブラシを水で濡らさずに磨くと、泡立ちを抑えることができます。
また、歯磨き剤の多くには、合成界面活性剤のほかにも研磨剤、防腐剤、着色料などが含まれています。
粘膜は皮膚よりも有害物質などの吸収率が高く、刺激に弱いので、なるべく含有される化学物質が少ない歯磨き剤を選んだほうがベターです。
マウスウオッシュ − 使いすぎは口腔内菌バランスを壊す
マウスウォッシュ(洗口剤)は口臭予防、殺菌・洗浄を目的としています。
マウスウォッシュに含まれる殺菌剤は強力なため、歯周病菌や虫歯菌を一度に減らす効果があります。
ただし、使いすぎると同時に善玉菌も殺してしまい、口腔内細菌バランスをくずしてしまいます。
善玉菌の中には、免疫機能を正常に機能させる役割をはたすものもあります。
口の中の菌バランスがくずれることで、結果的に、歯周病菌や虫歯菌を増長させてしまう可能性があります。
1日に何度も使わず、寝る前など1日1回程度の割合で使うと、口の中の環境を保ちながら、有害菌を減らすことに役立つでしょう。
フロス、歯間ブラシ 使ってよい人、悪い人がいる
歯間のプラークを取り去るナイロン糸のフロスや糸ようじ、細い針金にスクリュー状の毛が付いた歯間ブラシなどの掃除用具は、「歯肉の状態」によって慎重に選ぶ必要があります。
せまい歯間に無理やり押し込めば、歯の隙間が広がって、かえって食べカスが詰まりやすくなる悪循環におちいることもあります。
また、歯肉に強く当たらないように注意して使用しなければ、歯肉を傷つけて後退させます。
歯肉がしっかりとしていて、歯間にフロスが入りにくいという人は、無理に使う必要はありません。
フロスや糸ようじよりは、水流式口腔洗浄器がより安心です。
ある程度、隙間があってフロスがすんなり入る人は使ってもよいでしょう。
歯間ブラシは、フロスよりも太いので、歯肉の後退が進んであきらかに歯に隙間がある人が使うのに適しています。
歯間に入れたら、左右の歯にこすりつけるように動かします。1日1回程度使えば、十二分な予防効果がのぞめます。
水流式口腔洗浄器 万人に有効な歯間掃除&マッサージ
細いノズルからジェット水流が出る歯間掃除のための機器です。
歯と歯の間の汚れをとるだけでなく、水圧で歯肉のマッサージができます。
歯肉を傷める心配がないので、健康な歯肉の人から、歯周病の人まで安心して使える便利な歯磨きグッズです。
また、歯列矯正やブリッジなどをしている人には、とくにおすすめです。
ノズルを換えれば、家族全員で使うことができます。
一家に1台あれば、家族の虫歯予防、歯周病予防に役立ちます。
電動歯ブラシ 性能を厳選するとより効果を発揮する
電動歯ブラシは、さまざまな種類が出ています。
もちろん従来の歯ブラシでも歯の汚れ一はとれますが、どうしても歯磨きが面倒、力が入りすぎてうまく磨けないという人は使ってみるのもよいと思います。
歯垢予防のみならず、歯肉のマッサージやヤニ・茶渋予防にも一定の効果があるようです。
選ぶポイントは、汚れを浮き上がらせる効果が高い超音波タイプであること。
また、ブラッシング圧がソフト・ポリッシュ・マッサージなど強弱をつけられるものだと、用途に合わせて多目的に使えます。
さらに、角度や圧力が適当でないと自動的に感知してくれるタイプなら、磨きすぎや磨き残しが防げます。
舌ブラシ 使う前に唾液不足を考えてみる
近頃は清潔志向の高まりか、舌の表面を磨く舌ブラシも出ています。通常、舌は磨く必要のない部位です。
あまりにも汚れが蓄積するのであれば、即断の回数が少なくて唾液で十分洗い流されていない、口の中が酸性に傾きすぎているという原因も考えられます。
また、中国医学の観点からいえば、ある程度の舌苔は健康の証でもあります。
舌苔をとりすぎると、かえって肥厚化したり、傷をつけることもあります。
あまり神経質になりすぎず、たまに使用する程度にしてください。
キシリトールグッズ 安全性の高い虫歯予防甘味料
キシリトールは糖アルコールの一種で、菌の集合体を散らす働きがあり、多くの野菜や果物にも含まれています。
虫歯菌の増殖を抑制する、プラークの蓄積を予防するなど、高い虫歯予防の効果があります。
FAO(国連食糧農業機関)やWHO(世界保健機関)でも安全性が認められ、血糖値への影響もないため、糖尿病の人も安心して摂取できます。
キシリトール入りのガムを噛む習慣をつければ、唾液の分泌が活発化されて、歯の再石灰化が促進されます。
ただ、この場合、キシリトールが作用するというより、阻境によって唾液の分泌がうながされる効果のほうが大きいかもしれません。
歯周病に対する直接的な効果はありませんが、唾液の分泌をよくする、歯肉の血行を促進するなどの面ではよい影響を与えるといえます。
カテゴリー:口腔ケアグッズ
歯ブラシ選びのポイント
あなたは歯ブラシを買うとき、なにを基準に選んでいますか。
今、使っている歯ブラシの形状や大きさをパッと思い浮かべることができますか?
歯ブラシは、自分の歯に合ったものでないと意味がありません。
料理やスポーツと同じで、歯磨きも道具選びが大切なのです。
ドラッグストアの歯ブラシ売り場には、歯周病ケアやプラークコントロールを謳ったものから歯科医認定の歯ブラシまで、さまざまな商品が並んでいます。
こうした謳い文句も一つのめやすにはなりますが、それだけでは自分の歯の状態に合った歯ブラシを選ぶことはできません。
まずは歯ブラシのチェックポイントを知ったうえで選ぶことが、歯磨きの第一歩です。
最近では、電動歯ブラシやマウスウォッシュ、フロスなどさまざまな歯磨きグッズがありますが、
自宅でも外出先や旅先でも簡単に持ち歩けて、たった1本で歯のケアがすべてできる歯ブラシは、歯磨きの基本中の基本です。
歯ブラシ選びがきちんとできて、歯にフィットした正しい歯磨き法を知っていれば、いろんなグッズをかき集めなくても、歯ブラシ1本で歯周病や虫歯を最大限防ぐことができます。
歯ブラシのチェックポイントは4つあります。
ブラシヘッド・毛質・毛先・ハンドルの強度
この4つをチェックすれば、自分の歯に合った歯ブラシを見つけることができます。
ブラシヘッドー:小さいほど小回りが利く
歯並びがよく、歯肉が健康な人ならば、ヘッドが大きめでも、しっかりと歯と歯肉に接触します。
歯並びが悪い人や歯肉が後退している人、歯周病の人などは、歯に合わせて歯ブラシの角度を変える必要があります。
このため、小回りの利く小さめの歯ブラシが適しています。
ただし、小さければ小さいほどよいというわけでもありません。
子ども用の大きさほどしかない小さなヘッドでは、歯全体にブラシが当たらないので、磨き残しをつくる原因ともなります。
自分の歯に合ったやや小さめがベストです。
ヘッド部分の長さも重要な要素です。
人差し指と中指の横幅よりも小さいものを選ぶことが大切です。
ブラシの毛質: 硬めだと汚れがよく落ちるが、硬すぎは禁物
歯ブラシの毛は、やわらかいほうが歯や歯肉にやさしいイメージがありますが、プラーク除去の観点から考えると、そうとはいいきれません。
やわらかいブラシでは、歯の間に詰まったプラークを取り出す力が弱くなります。
また、歯表面にこびりついたプラークが残り、歯を磨いたあとでも、ザラッとした感触が残ることもあります。
歯肉が健康な人や歯肉炎程度の人は、硬めのブラシがおすすめです。
適度なマッサージ効果も期待できます。
一方、軽度でも炎症を起こしている人、知覚過敏がある人は、歯肉が弱っているので、硬い毛では歯ブラシに負けてしまいます。
普通〜やわらかめの歯ブラシを使ったほうがよいでしょう。
どの毛質にも共通するポイントは、弾力があるものであること。
毛先に触れて弾力性を確かめてください。
歯ブラシは、使い方にもよりますが普通のものなら1ヶ月ほどで毛先が開いてきて、汚れを落とす力が半減します。
そうなる前に、新しいものに交換するようにしましょう。
ブラシの毛先 - 歯肉の健康状態によって使い分ける
一般に市販されている歯ブラシの毛先は、おもに垂直にカットされた「フラット」、先にいくほど細くなる「極細毛先」、丸く加工された「丸毛」の3タイプがあります。
歯並びがよく歯肉も良好の人は、汚れを落としやすいフラットがおすすめです。
毛先の角が汚れをよく落とします。
歯並びが悪い人、歯肉炎や歯周病で歯周ポケットができている人は、隙間に毛先がスッと入り込む極細毛先が合っています。
歯周病が進んでいる人は、歯肉が弱っているので刺激の少ない丸毛が適しています。
毛先の密度が高いものを選ぶと、汚れがしっかり落とせます。
ハンドルの強度 - しなるタイプは意外と使いにくい
歯ブラシのハンドル(持ち手)部分は、まっすぐでしなりがないことがポイントです。
しなりがあってヘッドが動くタイプは、一見使いやすいようですが、
力の加減がむずかしく、力が入りすぎて歯肉を傷つけたり、逆にヘッドに力が伝わりにくく磨き残しをしたりと安定しません。
力がダイレクトに伝わる、ハンドルがまっすぐで、硬い歯ブラシが理想的です。
カテゴリー:口腔ケアグッズ


