歯周病の直接な原因は細菌
歯周病の原因には、細菌・免疫力・かみ合わせの3つがありますが、直接の原因となるのは口の中にいる細菌です。
歯周病は、細菌による感染症です。
もともと日の中には300〜400種類の菌がいて、これらを口腔内常在菌といいます。
口腔内常在菌にもいろいろな種類がありますが、7割ぐらいを善玉菌、3割ぐらいを悪玉菌が占めています。
悪玉菌には虫歯菌などもあり、歯周病の原因になる菌は30~40種類ぐらいあるとみられています。
口の中では、これら常在菌により細菌どうしのバランスが保たれています。
しかし、体調が悪化するなど何らかの理由でそのバランスが崩れると、悪玉菌が増殖し、虫歯や歯周病、口内炎などの病気が発生してしまうのです。
最近は、歯磨き剤や歯ブラシのCMなどで「プラーク」(歯垢)という言葉をよく耳にするようになりました。
プラークは、食べ物のカスや細菌、細菌の代謝物などからできています。
口腔ケアをきちんと行わないと、プラークはすぐにたまってしまいます。
プラークの成分には、多糖類やたんばく質も含まれますが、ほとんどが細菌です。
プラーク1mg中に数千億の菌がいるといわれていますから、プラークがこびりついた歯のまわりには、細菌がうじゃうじゃいることになります。
とくに、歯の歯肉の境目にプラークはたまりやすく、これが歯周病の原因となります。
プラークをつけたままにしていると、食べ物が分解してできた糖の一種のデキストランと唾液中のリン酸カルシウムが結びつき、カルシウムが結晶化して歯石になってしまいます。
毎日のブラッシングで、プラークは取れますが、歯石になってしまうとブラッシングだけでは取ることができません。
歯周病菌を増殖させないために、改めてブラッシングの大切さを確認したいものです。
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