歯周病にならない為には
歯周病にかからないためには、血管力を強化してからだの免疫力のレベルを高く保ち、歯周病菌の勢力を抑えつけることが肝要です。
その取り組みは、歯の健康にとどまらず、そのまま全身の健康、つまり、アンチエイジングや生活習慣病予防へと直結していきます。
血管力を維持するのに大切なのは、食事、睡眠、運動の3つの生活習慣です。
といっても、特別なことはなにも必要ありません。
昨今は健康志向が高まり、さまざまな健康法やダイエット法、健康食品が巷を賑わしています。
健康への関心が高まることは歓迎すべきことですが、基本的に、私は現在の日本の社会は健康と共存していないと感じています。
血液サラサラやデトックス、アンチエイジング等々、耳ざわりのよい言葉ばかりが独り歩きをして、
また、それらは一部の食品や特定の方法でしか実現できないような風潮が生まれ、本当の健康の原理・原則がまだまだ意識に浸透していないように感じられます。
その原理とは、バランスのよい食生活に、ほどよい運動と睡眠。
この3つの生活習慣が健康のベースとなります。
もちろんこれらの基本ができたうえで、外食やストレスからくる生活習慣のアンバランス、からだの不調を調整するために、サプリメントや漢方、健康食品など自分なりの健康法を見つけるのはよいことです。
しかし、3つの生活習慣ができていないところに栄養食品や薬をもってきたところで、それはただの厚塗りでしかなく、根本は改善されません。
そこが健康について考えるときに外してはならない大切な要所なのです。
「歯科」というと、歯を削ったり詰めたり、あるいは歯並びをよくしたり、歯周病になったら膿をかき出したり、、多くの人は、外科的な施術だけをする医療機関ととらえられていると思います。
歯科医側にもそのように考える人が少なくありません。
しかし、とくに歯周病に関しては、外科的なケアだけでは予防にはつながりませんし、生活習慣が変わらなければ、かならずまた再発します。
歯周病と全身疾患との因果関係があきらかにされている以上、歯科医といえども、患者さんの体質や体調を見きわめて治療や健康管理にあたらなければいけないと実感しています。
歯科医は、もっと患者さんの全身について知る必要があります。
からだのことを知らなければ、歯周病は治りませんし、なくならないのです。
それには歯科医が患者さんのからだの状態も診察できて、適切なアドバイスや治療ができることが不可欠となります。
しかし、いくら歯科医が熱心に指導や治療をしたところで、患者さん側の心がけがなければ、やはり歯周病は治りません。
最終的には、患者さんの意識改革にかかっているのです。
そのために、健康な生活とはなにかということについて、きちんと正しい認識をもつ必要があります。
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