歯周病と中国医学
歯周病は、口の中だけで起こる病気ではありません。
歯周病による病理はおもに口の中にあらわれますが、
その背景には免疫力低下、老化、自律神経失調、糖尿病など全身状態との関連が出てきます。
口の中だけを診るだけでは、根本の原因が解決されていないので、再発したり、治療が一進「糖尿病治療で血液の状態をよくしていくとともに、歯周病治療で血液中に歯周病菌がはびこらないようにする」
こうすることで、血管力を高いレベルで維持して、糖尿病の合併症を防ぐとともに、歯周病の改善を効果的に進めることができました。
医学を全体から考えると、西洋医学のように、臓器や器官ごとの専門科にて外科手術や診断法を高度化していくことも大切ですが、
患部から視野を拡げて全身の状態を見きわめることが欠かせません。
たとえば、木の根っこに水をやりすぎれば、葉っぱが黄色く変色するように、あるいは、葉っぱを元気にしたいなら根に適量の肥料をやれば効き目があるように、一つの生命体は、それぞれの器官同士が密接にかかわりあいながら、いとなまれています。
こうした考えに立って、古くから人間のからだを全身から診ていたのが中国医学です。
中国医学が教える全身観は、今の西洋医学が不得手とする「全身を診る」ことを補完する合理的な理論と蓄積された知恵があります。
たとえば、糖尿病と歯周病をわずらう患者さんを前にしたとき、診療科を超えて、内科医と歯科医が治療にあたり、さらに全身を診ることを得意とする中国医学医が加わればどうでしょう。
医療は、私達の健康実現のために、もつと有効に役立つことができるはずです。
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