歯周病は感染症の一つ
歯周病は感染症の一つです。
もっと身近でわかりやすいところでは、風邪なども同じく感染症の仲間です。
私たちが風邪ウイルスに感染しないためには、どうしたらよいでしょう。
それには、ご存じのとおり、風邪にかかっている人との接触を避けるなどして風邪ウイルスから物理的に離れることと、
栄養や睡眠をとって風邪ウイルスに負けない免疫力をもつ二方向からの対策が肝要になってきます。
歯周病でも同じことがいえます。
歯周病にならないためには、徹底した歯磨きで歯周病菌を口の中に増やさないこと、
そして、生活習慣を改善してからだ自体の免疫力を強化することが予防の重要なキーポイントとなります。
歯周病にしても、風邪にしても、がんや生活習慣痛に関しても、防ぐ手立ては「免疫力」ということがよくいわれます。
しかし、免疫力とは一体なんでしょうか。
消化は胃腸、呼吸は鼻や肺というように、免疫は特定の臓器や器官で一手に引き受けられているものでもありません。
近頃、健康ブームでなにかと登場することの多い「免疫力」という言葉ですが、体内のどういう状態をもって免疫力の高い、低いをいうのか、じつはあまりよくわかっていない人が多いのが実状ではないかと思います。
健康を害する外界からの異物は、からだのどこからでも侵入しえます。
鼻や口といった開口部のみならず、皮膚表面から入り込むこともあります。
あるいは、口から取り入れた食べ物の中にひそんでいるかもしれません。
がんのように体内の細胞が突然変異して、自分自身の細胞が異物となってしまうこともあります。
つまり、免疫力は、全身隙間なく張りめぐらされていないと意味がありません。
全身を休みなくパトロールすることができて、「からだにとっての異物を見抜き、攻撃する」この働きを担うことができるのは、血液にほかなりません。
血管を介して血液の中にある白血球、つまりマクロファージや好中球、T細胞といった免疫細胞が全身の細胞にしっかり届く。
また、栄養と酸素が届けられて、外敵に負けない丈夫な細胞が養われる、それがきちんとできているからだが、「免疫力が高い」ということなのです。
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